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アンティーク フローソクロスが出来るまで その2
皆様こんにちは!オーロラスタイルです。

今回も前回に引き続き、フローソアンティークの貴重な資料とともに、どのように作られていたのかを書いていきたいと思います。

まず、私たちは”フローソ”と呼んでいますが、正式名称は” Frösö Handtryck(フローソ・ハンドトリック)”といいます。Handtryck(ハンドトリック)とはハンドプリントと言う意味で、Frösön(フローソ)はスウェーデン中部に位置するJämtland県のÖstersundコミューン(地方自治体)の中にある地名です。



この Frösö(フローソ)で作られているので”Frösö Handtryck(フローソハンドトリック)といいます。”ちなみに Frösön(フローソ)は湖の中にある島なんですよ。島といいましても、空港もあり、沢山の人々も住んでいるとても大きな島なんです。

このフローソのクロスは先にも書いた通り、全てがハンドプリントで作られており、シルクスクリーンという手法が使われております。これは、デザイン図柄を切り抜いた紙やフィルムに、目の粗い生地(フローソではナイロンを使用)のスクリーンを貼りあわせスクリーン板を作成し、このスクリーン板によってインクの通る部分と通 らない部分が区分されるので、それを版として紙のうえに乗せ、適量のインクをヘラ(スキージー)で伸ばし印刷をする手法です。

さて、この写真のイラスト…何か見覚えはありませんか?



そうです。これは”Mia L”のサインででおなじみのデザイナー、Mia Ljungkvistさんのフィルム製作用デザイン画です!こちらは70年代のものなんだそうです。



これを見てもお分かりの通り、全てデザイナーの方々が手作業でフィルムを作っていたようです。

現在ではフィルム制作は全て機械作業となりましたが、何と数年前までこのような手作業で行われていたと言う事です。



これを元に印刷用の枠を作っていくのですが、はじめのフィルム制作にも大変時間と手間がかかります。

1枚1枚丁寧に手作業で作られてきた貴重なフローソのアンティーククロス。皆様も一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

今週もオーロラスタイルではフローソアンティークをはじめ、沢山のスウェーデン製アンティーククロスをアップロードしております!

中で当店のおすすめはこちら


型番:D0750 / フローソ布地(赤地・茶色と緑の幾何学模様)

フローソの元オーナーと直接交渉してやっと分けて頂いた、大切なリネン製の布地です!
こちらの商品は、ほとんど出荷数がない為、この大きさの布地は現在どこにもありません。
60年代に制作されましたが、現在でも未使用のミントコンディションです!!!

ぜひ、この機会をお見逃しなく!

オーロラスタイル
posted by: うめひろ | フローソハンドトリック | 21:05 | comments(0) | - |

アンティーク フローソクロスが出来るまで その1
皆さんこんにちは!

今回は当店でも販売しているFrösö Handtryck(フローソ ハンドトリック)アンティークについてです。
スウェーデンのアンティーククロスと言えば、ボロスやヨブス、アルメダースルなど、北欧好きの方々なら聞き覚えのあるブランドがいくつかあると思います。フローソもその一つではないでしょうか?また、フローソの名前は聞いた事がなくとも、いくつかのデザインに見覚えがあるんじゃないでしょうか?



インターネット上でも詳しい情報が掲載されておらず、どのような歴史があるのか、また、当時のデザインやデザイナーの詳細等もまだまだ分からない事が沢山あります。

Frösö Handtryckは、1946年に設立されました。
現代では数少なくなったハンドプリント手法を用り、数々のデザイン・ファブリックを生み出してきました。
50−60年代には観光客向けの市庁舎やスウェーデンの建造物などのデザインも多く、スカーフなどもプリントしていたそうです。

当店では先日、特別に創業初期のデザイン画やプリント用資料等を見せて頂くことが出来ました!
日本初公開の貴重な資料ばかりです。

こちらが50年代のペナントのデザイン画です!近くで見て頂くとお分かりの通り、全てハンドペイントです。"MIDNATTSOL NORD KAPP"(真夜中の太陽 ノース岬)と書かれていますが、観光地のペナントでしょうか?



裏には印刷した枚数、印刷した日付、印刷社の名前が記されています。



箱一杯のデザイン画。企業、地方自治体、観光地等、色々なデザインがあります!



当時はこのスクリーンを使って印刷していました。現在は150cm仕様を印刷できるスクリーンを使っていますが、当時は現在のようなプリント用レーンも無かった為、このような小さなスクリーンを使っていたそうです。



ちなみに、このスクリーン1つに対し1色のプリントが出来ます。3色プリントの場合はこのスクリーンが3つ必要となります。

この他にもまたまだ沢山、過去のデザイン画やスクリーンが保管されていました。
現在はこれらの貴重な資料は、火事や湿気、乾燥からの劣化を防ぐ為に丁寧に保管されています。
フローソアンティークファンにとっては垂涎の資料室でした!

いかがでしょうか?このデザイン画からスクリーンが作られ、そのスクリーンを使って印刷が行われる訳です。しかしながら、スクリーン作りや色の調合も、これまた非常に手間がかかっており、まさに職人技です。次回はこの工程も詳しくレポートする予定です。
ぜひ、次回もお見逃し無く!
posted by: うめひろ | フローソハンドトリック | 19:45 | comments(0) | - |

リネンクロスのお手入れ
皆様こんにちは!

ゴールデンウィークも本番。皆様はどのような休日をおすごしでしょうか?
こちらスウェーデンはもちろんの事、ゴールデンウィークはありませんが、日に日に木の芽も大きくなり、クロッカスや水仙等が徐々に咲き始めており、外に出たくなるような日が増えてきました。

さて、以前『北欧アンティーク布の素材「リネン」』で「リネン」の特徴について書かせて頂きましたが、今回は実際に使用する際のお手入れについて書きたいと思います。

当店で扱っているクロスの多くがリネン製です。実際にご購入頂き手に取って頂いたお客様はお気づきだと思われますが、一言にリネン製とは言っても1枚1枚全く手触りが違います。

リネンの特徴としまして、洗濯するほどに、また、使い込むほどにその柔らかさを増していくため、肌触りに差が出てきます。そのため、使用するごとに段々と肌触りも変化し、常に新鮮な風合いをお楽しみ頂けるのです。

では、リネン特有の肌触りを楽しむにはどのようにお手入れしたら良いのでしょうか?

リネンはとても丈夫で、洗濯機を使用しても生地自体は全く問題はありませが、プリントクロスの場合はプリントが薄れる可能性はありますのでご注意下さい。

クロスを洗濯後、干す際はなるべくしわを伸ばして干して下さい。吸収性もあり、また、速乾性に優れているため、スウェーデンではキッチンタオルやエプロン等、キッチン周りにも沢山のリネンが使用されています。

乾燥後のクロスはこのようにゴワゴワしていて、肌触りもざらざらしています。



ここに霧吹きで水を全体的に吹きかけて湿らせます。水分が馴染んだら、高温でアイロンがけをすればこの通り!



とてもなめらかで弾力性のある肌触りになります。



また、生成り地で織り模様のみのあるリネン製テーブルクロスやリネンナプキンがあります。この模様を浮き立たせるには高温でのアイロンがけが必要不可欠となります。

ちなみに、スウェーデンではマングルというローラー式のアイロンが伝統的に使用されており、リネン製のクロスの仕上げはこれが一番なんだそうです。



ノーベル賞の晩餐テーブルにもリネン製のテーブルクロスが使用されており、マングルで3度も念入りに仕上げがなされているとの事です。

霧吹きで水を吹きかけ、高温でアイロンがけ。
たったこれだけの簡単お手入れで全く違う肌触りを楽しんで頂くことが出来ます!


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オーロラスタイルでは、今週も沢山の商品をアップします!

皆様のご来店を心よりお待ちしております!
posted by: うめひろ | アンティーク布 | 17:56 | comments(0) | - |

イースター休暇の過ごし方
こんにちは!オーロラスタイルのひろです。

個人的な事ではありますが、昨年、ここスウェーデンで第一子を出産し、育児休暇をとっておりました。今年の始めにやっと職場復帰致しました。皆様、職場のうめにも色々とご迷惑をおかけ致しましたが、気分も新たに頑張りますので、これからもオーロラスタイルをよろしくお願いします!!

先週末はイースター(復活祭)でしたが、今週は学校がイースター休暇です。この時期は既に雪も溶け、日照時間も長くなり、とても春らしい気候になってきます。しかし、まだまだ山には雪が1m以上も積もっており、スキー等のウィンタースポーツを堪能するには最適の時期となります。



スウェーデンでは田舎にサマーハウスと呼ばれる別荘を持つ事が珍しくなく、通常都市部のマンションで生活してはいますが、週末や長期休暇に入るとサマーハウスに住み込む生活スタイルが一般的です。

この時期は沢山の人々がサマーハウスに住み込み、スキーやスノースクーターを楽しみます。日本人の感覚からすると、スノースクーター???とびっくりしてしまいますよね。



先週、私たち一家も夫の家族の所有するサマーハウスに行って、スノースクーターを楽しんできました。1歳の息子もスノースクーターの後ろにフード付きのソリを付けてもらい、チャイルドシートで固定され、スノースクーターを楽しんで(?)おりました。とはいっても、ゆらゆら揺られてすぐに寝ちゃいましたけどねー。

休暇は都会から田舎へ。日常から離れ、ノンビリ過ごす。冬場の日照時間の短さを補うように、日光を求めアウトドア。これがスウェーデン人の休暇の過ごし方です。とても健康的で見習いたいですね〜。

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オーロラスタイルでは、今週も沢山の商品をアップします!

これからの季節にぴったりの春から初夏にかけた明るいデザインの商品が沢山あります。

皆様のご来店を心よりお待ちしております!
posted by: うめひろ | スウェーデンの生活 | 17:32 | comments(0) | - |

スウェーデンのイースター(復活祭)って?
こんにちは!オーロラスタイルのうめです。

春になってきましたね〜!

日本では花粉症で辛い思いをしている方が多い時期ですが、エステルスンドもようやく木々が芽吹いてくる時期です。

スウェーデンの学生には「スキー休み(冬休み)」が2月頃にあるのですが、その後は、イースター休暇が待っています。

長い冬の間は、北欧人は黙々と働きます。
楽しい夏休みを迎えるために、冬の間にお金も体力も稼いでおかなくてはいけません楽しい

春生まれの私は、春が来ると急に気分がパッと明るくなります。
その代り、冬の間はどうしても鬱気味…
その反動か、イースター時期になり明るい花が咲いてくると、用事がなくても外出したくなるし、家の中の模様替えやファブリックも一気に春らしくしないと気がすみません。

個人的には宗教観はないのですが、イースターの黄色のファブリックと明るい花を家に飾るのがとても楽しみな時期です。

さて、前置きはここまでで、「北欧のイースターってどんな感じなの?」と思われる方の為に紹介させて頂きますね。



キリスト教国のほとんどが休日となるPåsk(スウェーデン語ではポスク)は、毎年「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とされているため、日にちで限定した日にはなりません。

スウェーデンでは、その週はLångfredagenと呼ばれる復活祭の前の金曜日と、Påskaftonと呼ばれる復活祭の前日、Påskdagenと呼ばれる復活祭当日(キリストが復活した日)とその翌日のAnnandag påskと呼ばれる日が公休となる企業が多いです。

ノルウェイや他のキリスト教国では、復活際の週の木曜日もSkärtorsdagen(Holy Thursday)と呼ばれ公休になるところもあります。

復活祭の週には連続して1週間休みを取る人が多く、日本のGWのような感覚ですね。

復活祭では、「キリストの復活=誕生、産まれる」と言う意味合いから、イースターエッグと呼ばれる卵に色付けし、絵を描いたものや、多産の象徴とされるイースターバニーと呼ばれるウサギなどが飾り付けに使用されます(・e・)

北米などではイースターバニー(ウサギ)が多く見かけられますが、北欧では、卵、ひよこ、鳥、鶏、鳥の羽などの、鳥(鶏)にまつわる飾りが多くみられ、色はイースターカラーと呼ばれる黄色が使われます。

また、北欧特有とも言えるのは、Påsklilja(ポスク・リリー)と呼ばれる水仙を飾ったり、Påskkärring(ポスク・シャーリング)と呼ばれる魔女が、聖木曜日の夜に箒にまたがって空を飛び、復活祭当日に戻ってくると言う民間伝承もあるため、魔女の絵柄や飾りも良く見られます。

聖木曜日と聖金曜日には、子供たちが魔女の格好をして近所の家を訪ね、お菓子をもらうと言う習慣もあります。

この時には、子供たちのためにお菓子を準備しておく家が多く、卵や鶏の形をした入れ物などに、黄色やカラフルなお菓子を入れます。

復活祭の飾り付けには、カラフルに染めた鳥の羽やタマゴを木の枝につけたりします。また、イースター柄(ひよこや鶏、魔女etc..)のデザインのファブリックを室内に飾ったりもします。
北欧のこの時期は、春の訪れを感じられる時期ですので、クロッカスなどの春の花を飾ることも多いです。

親しい人や家族などには、“Glad Påsk”と書かれたカードなどを贈ったり、クリスマスに次いでキリスト教圏では大切にされている行事です。


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オーロラスタイルでは、来週はイースターにちなんだ商品をアップします!

イースター時期でなくても使える愛らしいデザインも沢山ありますよ。

皆様のご来店を心よりお待ちしておりますよつばのクローバー
posted by: うめひろ | 北欧情報 | 11:27 | comments(0) | - |